サイフに直結するお悩みごとの解決策、ズバッとご提案します。

知識や情報の不足からムダなお金を払ったり、悪質商法に欺されたり。たとえ一つ一つは少ない額であっても、暮らしや老後を支える大事な家計。1円たりともおろそかにできません。
さあ、ご一緒に家計を守る方法を楽しく学びましょう。

    第6章/働き方を見直そう
    定年後の働き方
    「派遣」か、「起業」か

    昭和30年代後半、地方から都会へ送り出された“金の卵”たち――高度経済成長を支えた団塊の世代700万人が、2007年から定年となる年齢を迎え、「定年後をどう過ごすか」が大きな課題になっています。
    ただ、多くの人が「定年後も、やりがいをもって働きたい」と望んでいるものの、ハローワークの求人は少ないのが現実です。そんななか、現役時代に培った専門性を生かして仕事を続ける方法として、「派遣」と「起業」が注目されています。それぞれの働き方のメリットを考えてみましょう。

サラリーマンが定年まで働く時間と、定年後の自由時間はほぼ同じ!
定年後の意識のもち方を解説し、新しい働き方や働く場を見つけたり、楽しみながら収入を得る方法や生活に即した起業の方法を提案するガイドブック。
【日本経済新聞社・A5版・308ページ・1,575円】

■目次
第1部 定年後を楽しくするライフプラン
 定年後の働き方
 あなたの生活の現状チェック!
第2部 サア、働くぞ!
 会社の選び方
 人材派遣機関の利用
 今こそ、趣味を仕事にしよう
 お小遣い稼ぎをしよう
 在宅ワークとインターネット
 起業してみよう
第3部 社会とつながりをもとう
 ボランティアに取り組む
 人脈とコミュニケーション
 社会で活躍するシニア

定年後の人生に必要なキーワードは「自立」です
健康・お金・生きがいへの不安を取り除くための知恵

本書は、シニアの自立をサポートし続けている財団法人シニアルネサンス財団が行っている「定年退職前後の悩み110番」「シニア電話相談室」に寄せられる悩みや不安に詳細に応えたものです。
全国2,000名のシニア ライフ アドバイザーの経験と知恵がぎっしり詰まっています。

シニア期を豊かで安心して過ごすためには「健康・お金・生きがい」が大切です。健康のK、お金=経済のK、生きがい=心のK、以上3つのKを「シニアライフの3要素」と呼びます。この要素が満たされなかったとき、シニアライフへの不安は生じます。その不安を払拭するさまざまな知識と知恵と経験が、この本には詰まっています。【二見書房・A5版・208ページ・1,500円】