今日は、10時より古賀東小学校の入学式に全員で出席しました。可愛かったですね。日頃から交流がある久保保育所の子どもが4人入学してきました。
ということで、えんがわくらぶ11期生の開講式は13時からとなりました。
11期生として入会された皆様「ようこそ・えんがわくらぶへ」。今年は、新入会員、再入会員と合わせて17名になりました。
4期生だった志垣さん(78歳)が、えんがらぶを卒業して地域で役員として頑張っておられましたが無事役員を終わられて、再度、「えんがわくらぶに入会をして学びたい」とお話がありました。えんがわくらぶには、もう1名81歳の矢野さんがおられます。幾つになっても学ぼうという気持ちが嬉しいですね。
嬉しいことがもう一つ、3月10日、2年生が3年生になって「モンシロチョウ」の観察をするためにキャベツの苗を植えましたが、この様子を古賀市HPの街角スナップに「元気に育て キャベツの赤ちゃん」のタイトルで投稿しましたが、この記事に対して英文でコメントが書き込まれたそうです。英文のコメントははじめてだそうで要約すると「私は、このように素晴らしい記事に出会えたことははじめてです。また、帰って来て続きを読みます」と言う意味のようでした。これは、2年3組担任の松本先生と子どもたちの作文のやり取りに感動された結果であろうと大変嬉しく思いました。
一例をご紹介しますと、71名の子どもたちがキャベツを1本づつ植えましたので、名札に名前を書いて自分のキャベツに責任を持つ体制を取るように提案しましたが何とキャベツに愛称まで付けてくれました。
そして、松本先生が「お父さん、お母さんのつもりでキャベツの赤ちゃんを大事に育ててください」「水をやる時に話かければキャベツは元気に育ちます」と言われたので、感想の作文のなかに子どもたちが「キャベツの赤ちゃんを大事に育てます」「玉ちゃんを植え終わった時に、早く大きくなってねとつぶやいていたら、離れなくないと思ってきた」「キャベツを植えた時、僕は本当のお父さんみたいに思えました」「キャベツにも心があることもびっくりしました」などと書いてありました。これに対して松本先生は「キャベツにもいのちがあるからね!生きていたら心はあるんじゃないかな」とコメントしておられました。
このような、子どもたちと先生が授業をしている東小学校は素晴らしいなと感動を覚えました。
えんがわくらぶでは、これから1年間いろいろなことを学んでいただきますが、
頭を使うことによって認知症を予防し、身体を使うことによって健康に、子どもさん方と交流をすることで若々しく、仲間づくりと笑いで元気と免疫を創り出すところです。皆さん方が幾つになっても学ぶ姿を見て子どもたちは凄いと思います。そして尊敬をします。交流や昼休みにおじちゃんおばちゃんと学び遊び交流をすることを大変楽しみにしています。私は、世代間交流は介護予防の特効薬だと思っています。
また、昨年、開催しました公益財団法人長寿社会文化協会主催の「子育て地域貢献入門講座」の成果として、5月より東学童保育との交流がはじまりますのでご協力をよろしくお願いいたします。
えんがわくらぶは、古賀市から全国に発信する数少ない高齢者の生きがいづくりの施設です。これからも介護予防のあり方を発信してまいりたいと思います。
どうか、この1年それぞれに思いを持って入会されたことを大切に実現する年にしていただきたいと思います。
平成23年4月12日
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