この度の東日本大震災により、被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、不幸にもお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。今も数多くの行方不明の方々の捜索が懸命に続けられています。これら安否不明の方の無事が一刻も早く確認されることを願っております。

さて、えんがわくらぶ11期生の皆様、ご入会おめでとうございます。
  皆さんも既にご承知のとおり、わが国における少子・高齢化は予想をはるかに超えるスピードで、進行しており、本市においても、現在、高齢者人口が、1万人を突破し10,818人、全体人口58,562人の18.47%をしめ、高齢化率は年々増加しております。
そうしたなか、介護状態にならず、未然に防ぐことができれば、これに勝るものはありません。そこで、この「えんがわくらぶ」が行っているような介護予防への取り組みが大変重要になっております。

「えんがわくらぶ」では、世代間交流・パソコン・デジカメ・歴史講座等様々なプログラムが用意され、いつも利用者のみなさんが元気に活発に活動されており、特に東小学校の児童や久保保育所の園児たちとの世代間交流事業は、他に類のない大変重要な活動で、前年度は東小へのミニ聴講や運動会参加・卒業式への出席など、年間を通した世代間の交流がなされていると聞き及んでいるところです。
世代間の大きな年齢差はありますが、こうした子どもたちとの交流を通して、人と人としての関わりが深くなり、互いに「元気」という贈り物の交換があるのではないかと思っております。
今後も、「えんがわくらぶ」で行っているような介護予防活動(仲間づくり・生きがいづくり活動)を推進していき、一人でも多くの皆様が、介護状態にならず、生涯、元気に生き生きと生活していただけることが、更なる古賀市の、そして日本の発展にもつながると考えております。
皆様方に更なるご健康とご多幸がありますようお祈りいたしまして、また、「えんがわくらぶ」で学ばれた事を地域に持ち帰られ、世代間交流と介護予防を推し進める地域リーダーになっていただくことをお願いいたしまして、みなさまへのお祝いのあいさつとさせていただきます。
ご入会本当におめでとうございます。

平成23年4月28日