(財) シニア ルネサンス財団の「寄附行為」(定款に相当)に記載されているSLAの正式名称は「中高年齢者総合生活相談員」です。この名前が示す通り、シニアライフすなわち中高年齢者の生活全般にわたり種々の相談を受け、個別に適切なアドバイスを与えることがSLAの主たる役割なのです。

@ 財団が設置する「シニア電話相談室」におけるシニアライフ全般に関する電話相談。
A 財団が主宰する「エイジングナビ総合研究所・研究会」におけるシニア商品に関する調査・研究。
B 行政からの委託事業や行政と当財団が連携して行う種々の事業の遂行。
C 高齢社会関連団体や中高年者のネットワークと連携し、共に行う事業の遂行。
D 財団又はSLAが主催する「シニア生き生き教室」の企画、運営及び講師。
E 行政又は企業等が開催するイベント、講演会等の企画、運営及び講師。
SLAの活躍は、以上あげた場が考えられ、概ねボランティア活動を主に遂行されます。
勿論、活動の種類によっては必要な費用弁済のほか活動謝金等が支払われることもあります。

財団が主催する養成講座を修了し、財団 が行う資格試験に合格した者に対し、財団が「シニア ライフ アドバイザー」の資格を認定付与します。

今後、ますます高齢化率が高くなる状況の中で、それに対応した施策の構築からそれに基づいた具体的なサービス提供に至るまで、企業、行政、大学、NPO、民間ボランティア等、産官学民のパートナーシップによって実践されていくでしょう。そのパートナーシップを組む際の要所要所で、また自助自立を求められる中高年者個々人へのアドバイザーとして高齢社会問題の専門家である「シニア ライフ アドバイザー」に対するニーズは大幅に増大するものと見込まれます。